楽描人カエルン師匠からのメッセージです。子どもたちが「グラレコ道場」を通じて、安心安全な環境で楽しく学ぶことができるよう、以下のガイドをご用意しました。この文書は、指導者の皆様が子どもたちを支援するための基本的な考え方と、具体的なアプローチを理解するのに役立つ内容を含んでいます。
協働は、安心して意見を交換できる環境から生まれます。日本の打合せや会議では、この安心安全性が見落とされがちです。学級会で意見が出ないのも、この安心感の欠如が一因です。企業においても、職位が高い人や声が大きい人が意見を決定する傾向があります。これを改善するためには、関係性を変える必要があります。
健全な対立は、良い結果を生むために必要です。しかし、直接向き合うと、対立が生じやすくなります。これを避けるためには、外在化を活用します。
協働を進める上で、用語の定義を統一することが大切です。目的、ゴール、目標、問題、課題、対策などの言葉の意味や違いを再認識しましょう。
見える化とは、関係性や時間的な変化など、目に見えないものを表現することです。これにより、子どもたちがより深く理解し、学びを進めることができます。
このガイドを通じて、指導者の皆様が子どもたちの学びをより豊かなものにするための支援を行えることを願っています。子どもたちが安心して学び、楽しみながら成長できるよう、私たちも一緒に努力していきましょう。